8 September 2017

A 5,000 km journey in Namibia 9 | ナミビア 5,000 キロのたび 9


さて。長々と綴って来たナミビア旅行記、最後の目的地エトーシャに到着いたしました。
ナミビア北部に広がるエトーシャ国立公園は野生動物の保護区になっているのですが、自分たちで車を運転してサファリを楽しむことができるのです。園内に人口の溜池が点在していて、乾季には水を飲みにやってくる動物たちを観察できます。
 
エトーシャ塩湖(エトーシャ・パン)。
奥に竜巻が!

このサファリがねぇ、もう、楽しいったら!動物を見つけると、アドレナリンがぶわっと噴き出すんですね~。これって、やったことはないけれども「ポケモン GO」と同じ感じなのかなぁ、と。いろんな動物に遭遇するうちに、よりレアな動物を求める気持ちが高まっちゃたりして。

ワタクシたちは、ここで 2 日間サファリを楽しみました。初日は溜池から溜池へガンガン移動、2 日目は 1 つの溜池でじっと待つ、という方法を試してみたのですが、両日とも沢山の動物たちに会うことができましたよ。

 というわけで、エトーシャで出会った動物たちをレア度の低い順にご紹介。

オリックス&スプリングボック
上:オリックス
下:スプリングボック

わざわざサファリに行かずとも、ナミビア中に生息しています(でも見かけると嬉しい)。

シマウマ
上:これが本当の zebra crossing(笑)

初めて見たときには大興奮だったのですが、園内のいたるところにいらっしゃいます。意外に気性が荒い模様。

ハーテビースト 

インパラ

野鳥

ジリス

車の前をチョロチョロッと駆け抜けていく姿を度々目撃。立ち上がって周りの様子をうかがう様子が可愛い♥

ヌー

英語では「gnu」と綴るヌー。見かけるたびに「グヌー」と発音するツレアイに、「ヌー、だってば」と訂正しておりました。

セグロジャッカル

キリン

茂みの奥から突然姿を現したキリンに大興奮。近くで見るとデカい!

ロックモニター(オオトカゲ)

体長 1 メートルはあったでしょうか、道路脇をのっそりと歩いておりました。

ディクディク(か?)

ゾウ

道路わきでお食事中だったゾウさんたちに遭遇。その距離 5 メートルほど。草を地面から引きちぎる音が聞こえたし、象臭も漂ってきました!

ライオン

残念ながら雄ライオンの姿を見ることはできませんでしたが、雌ライオンに 2 回遭遇しました。
下の写真は道路横断中に数台のサファリカーからパパラッチされる形になって迷惑顔のライオン。道路を避ければ良いのに、と思ったのですが、元々の彼らの通り道に道路を作っちゃったんですよね。ちょっと申し訳ない気持ちになりました。

クロサイ

今回遭遇した動物たちの中で一番レアなのが、このクロサイ。
2 日目の夕方、ぼちぼち帰ろうか、というときに向こうから歩いてくる姿を発見。夜行性のサイには会えないだろうな、と思っていたので大興奮!

エトーシャに沈む夕陽。

ガイドさんなしで動物を見つけられるのか?と若干不安を感じていたサファリですが、全然大丈夫でした。ガイド付きの車を見つけたときには、後をついて行ったりしておりましたが(笑)他の旅行者の方とすれ違いざまに情報交換して、目的を同じくする者同士の連帯感を味わったり。

あと、テレビや雑誌で目にする躍動感溢れる野生動物の姿は本当に稀なのだということを実感しました~。動物たち、たいてい食べてるか、じーっと立ってるか、寝そべってるか、なんですよねぇ。

もし次があるなら、公園内に宿泊して夜の動物たちを観察したい!(半年以上前に宿の予約を開始したのですが、公園内の宿泊施設はどこも空いていなかったのです…)