12 August 2016

About Elly | 彼女が消えた浜辺

Director: Asghar Farhadi
Writers:  Asghar Farhadi, Azad Jafarian
Stars: Golshifteh Farahani, Shahab Hosseini, Taraneh Alidoosti
2009/Iran = France
★★★★☆

BBC iPlayer をブラウズしていて、たまたま見つけたイラン映画。
最初の30分くらい、女性登場人物の区別がつかなくて往生しました。だって、みんなヒジャブ被ってバッチリメイクなんですもの。
しばらくして慣れてからは、秀逸な心理劇にぐいぐい惹き込まれました。
以下、思いっきり内容に触れているので、今から観る、と言う方はそっとウィンドウを閉じてくださいまし。
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テヘランに暮らす仲良し家族3組が週末を過ごすべく、車で海辺にやって来ます。
そこには、セピデーが誘ったエリの姿もありました。
エリはセピデーの娘の先生で、ドイツで離婚してイランに戻っている友人のアーマドに紹介しようという計画なのです。

ここで海辺に向かう登場人物たちの楽しそうなこと。はしゃいで、冗談を言い合って。
途中にはテントがたくさん並んだキャンプ場もあって。
なんていうか、イランがらみのニュースには不穏なものが多いけれど、市井の人々はわたし達と同じなのねぇ、と。イランと言う国を良く知らないだけに、新鮮でした。

予約していた別荘がうまく予約できていなくて、代わりに廃屋寸前の別荘に泊まることになってもご機嫌な一行。
これが、翌朝、子供の一人が海で溺れかけて助かったものの、子供たちを見ていたエリがいない、となってから空気が一変します。
子供を助けようと海に入ったのか、それとも1泊で帰ろうとしたのにセピデーに無理やり引き留められたのがイヤで黙って帰ったのか。

このセピデーがねぇ、悪気はないんだけどお節介で、やたら適当な嘘を吐くんですね~。
彼女の吐いた嘘のせいで、事態が悪い方へ悪い方へ行っちゃって。

とにかく捜索を、と警察を呼ぶのですが、実はエリという人物についてほとんど知らないということに気付くのです。
セピデーでさえ、彼女の苗字も知らないという。。。
挙句の果てにエリには婚約者がいたことが判明して(婚約者がいながら、他の男性を紹介してもらうというのはイランではとんでもないことらしいです)。で、セピデーはそれを知っていた、と。では、そもそもどうしてエリは付いてきたのか?
 
大人たちの間でどんどん緊張が高まっていって、仲良しだったのにそれぞれの関係に少しずつ亀裂が入っていって。
このあたりの猜疑心だったり、エゴだったりの描写がリアルでしたねー。

結局エリはどうなったのか、というのは曖昧に描かれていて、解釈のわかれるところかも。

エリに離婚の原因を聞かれたアーマドが、奥さんに言われたという「A bitter ending is better than an endless bitterness (永遠に辛いよりも辛い結末の方がマシ)」は名セリフですな。

イラン映画はキアロスタミ監督の作品を数本観たぐらいでしたが、アスガル・ファルハーディー監督、要チェックだわー。

4 August 2016

Fresh authentic sushi at affordable price | エンジェルのお鮨屋さん

ほぼ毎月、日系の美容院に通ってます。
先々月行ったとき、担当の美容師さんが
「いい鮨屋見つけたんですよ~」
と。
「えー、どこどこ?」
「エンジェルのカムデン・パッセージって分かります?」
え、ちょっと待って。
もしや、あなたが言っている鮨屋とは、あのちょっと入るのが躊躇われる外観の新しいお店のことかしら?

少し前にカムデン・パッセージに行ったとき、見たんですよね。日本料理っぽいお店ができているのを。
でもなんと言うか「なんちゃって日本料理」っぽい見た目だったので、素通りしていたのです。
が、美容師さんによると、鮮魚の卸を25年間されてた方が開いたお店だそうで。
ならば、と、友人を誘って行ってみることに。

お店はテイクアウトがメインのデリ、といった感じ。そこにチョロッとカウンターがあって、丸椅子が並んでいます。


そしてこれが我々の注文した「松寿司」。お魚がピカピカしてます!
興奮して激写してたら、お店の方が
「ロンドンには観光で来られたんですか?」
と。
「いえ、こちらに住んでるんですけど、こんなお鮨見るの久しぶりで。。。」
と答えると、
「あぁ、こちらが長いんですね~」
って。そうなんですぅぅぅ(涙)

とにかく、魚が新鮮で美味しかった~!
何よりこのセット、ちょっとうろ覚えですが15ポンド弱、だったのですよ。破格値!
ただ、生の鯖が入っていて、今回は美味しく頂いたのですが、ある程度新鮮でも寄生虫が怖いので次回からは抜いてもらおうと思います。
 

友人がどうしても食べたかったネギトロ巻き。
メニューになかったけど、聞いたら快く作ってくれました。
このトロがねー、めっちゃ脂乗っててとろけました。

お酒は扱ってませんが、無料で持ち込み可です。

わたし達が食事している間にも、持ち帰り用のお鮨を求めるお客さんがひっきりなしに来ていました。いいなぁ、こんなお店が近所にあるなんて。

ゆっくり食事、という雰囲気ではありませんが、美味しいお魚が食べたくなったら気軽に行けるお店ができました。
次は日本酒を持ち込んで刺身で一杯、で、〆に鮨をつまみたい!


Sushi Show 翔
https://www.facebook.com/Sushi-Show-%E7%BF%94-464124910393196/info?tab=overview
28 Camden Passage, London, N1 8ED
Tel: 020 7354 1329
★★★★☆

27 July 2016

Honest Burgers | 遅ればせながら。。。

数年前からグルメ・バーガー・ブームな英国。
ファーストフードとは一線を画すバーガー屋さんが雨後の筍のごとくポコポコと登場しております。
でもね、そんな バーガー屋さんには足が向かなかったワタクシ。だって、ハンバーガーが10ポンド(1400円くらい)前後するんですよ、奥さん!モスバーガーが高級品なワタクシには、検討の余地なし!だったのです。

ところが、先日、ヴィクトリアでランチの約束をしていた友人から、
「サウス・ケンジントンにオープンしたオネスト・バーガーが、先着300名様バーガー無料やってるよ」
との連絡が。
無料なら、ちょっとどんなもんだか試してみるか、と急遽場所を変更することに。
先に友人が並んでくれたお蔭で無事無料バーガーをゲットしたワタクシ達。


奥が友人がオーダーした「オネスト・バーガー」、手前がワタクシの「本日のおススメ」。「本日のおススメ」は、メキシカンっぽいバーガーで、トルティーヤ、ハラペーニョ、サワークリームなどが挟まってました。
パテの焼き加減がミディアム・レアで、ピンクのお肉に若干怯みますが、これが美味--い!肉食ってます、って感じ。
付け合わせのローズマリー・ソルトのフライド・ポテトも止まらない美味しさ。この日は暑かったので、ビールと合うことこの上なし、でありましたよ。

特筆すべきは、スタッフのみなさんの感じ良さ。
フレンドリーなうえ、ちゃんと客席に目を配っていて対応が早い!
5年で13店舗展開という急成長の秘密は味もさることながら、こんなところにもあるのかも。

というわけで、実際食べてみたら、これなら10ポンドでも納得だわー、となった次第。
まんまと彼らの戦略にハマっちゃいました(笑)


Honest Burgers
http://www.honestburgers.co.uk
★★★★☆