今回は出発1週間前に一時帰国していた日本から戻る、という強硬スケジュール。
夫婦揃って時差ボケたまま、のんびり(だらだら?)5日ほど過ごしてきました。
と言う訳で、特に書き残すこともないのですが、とっても美味しい2軒のレストランに行ったので備忘録として記録しておこうと思います。
1軒目は、パリ在住のCちゃんとランチしたル・ソリレス。
シェフが日本人で奥様がサービス、という小ぢんまりとした居心地の良いお店。
お得なお昼のセット・メニューも十分魅力的なのですが、グランド・メニューにも魅惑の品々が並んでいて。。。2人して悩みに悩んで注文しました。
まずは、グランド・メニューより店名にもなっているソリレス(鶏の股関節あたりの肉だそう)の前菜を2人でシェア。
濃厚な鶏の風味といい、こんがりと焼かれたネギといい、これは焼き鳥の再構築?!
白ワインでも十分美味しかったけど、「ビールください」って感じでありました。
メインはセット・メニューより鱈をいただきました。
これがねー、火の入れ方が絶妙で唸りました。
パリは美味しいお店でも魚料理に難あり、というところがあったりするので、ここまで美味しく魚を食べられるお店は貴重です!
デザートはセット・メニューより定番クレーム・ブリュレ。
お世辞抜きで、今まで食べた中で一番美味しかった!
結構器が大きくて(手のひら大)、食べきれるかな?と思ったのですが、思いのほか軽くてペロリ、でした。
2人で話に花を咲かせていたら、あっという間にランチ営業終了の時間に。
開店と同時に入店したのに。。。
長居した我々に嫌な顔をするどころか、こまめに水を足してくれたり、果てはコーヒーのお代わりまで勧めていただきました。
ここは是非再訪したい!
Le Sot l'Y Laisse
70 rue Alexandre Dumas, Paris, France
Tel +33 (0)1 40 09 79 20
★★★★★
Tel +33 (0)1 40 09 79 20
★★★★★
別の日の夕方。
Cちゃん夫妻に教えてもらったアイ・ウェイウェイの作品が飾られているというボンマルシェへ。
ご覧のようにウィンドウと店内がアート・ギャラリーになっておりました。
中国の凧作りの技を活かした作品が並んでましたよ。
中国の伝統工芸を現代アートに昇華させるのが上手いですなぁ、アイ氏。
中国の凧作りの技を活かした作品が並んでましたよ。
中国の伝統工芸を現代アートに昇華させるのが上手いですなぁ、アイ氏。
百貨店にアートを、とはいかにもパリ、ですねぇ。
さて。美味しかったお店その2は、サン・ジェルマン・デプレにある Semilla(何て読むんだろ、セミジャ?)。
ツレアイと最終日のランチに訪問しました。
12時半の開店と同時に入店。
この後、1時間しないうちにほぼ満席になりました。
お昼のメニューは、3種類の前菜+メイン(肉、魚、ベジタリアンより選択)で24ユーロ。
あと、35ユーロでステーキっていうのもありましたよ。
この日の前菜は、パースニップのポタージュ、ビーツのサラダ、ブルー・チーズのケーキ、でした。
パースニップのポタージュが出色。ほんのりパースニップ風味の滑らかなスープにコリアンダー・シードがいい仕事してました(とは言え、後でメニューを確認するまで、コリアンダー・シードじゃなくてフェンネル・シードだと思っていたことを、ここに告白します)。
メインには2人ともロースト・ポークをチョイス。
このお肉がねー、ビックリするぐらいしっとりしていたのですよ。くるくると巻いてありますが、広げたらお皿からはみ出さんばかりの大きさでした。
上に載ってるツブツブはパッション・フルーツ。
メインを食べ終わった時点で満腹だったのですが、ここまで来たらデザートも頂きたいのが人情というもの。
2人で「ココナッツ・クリーム、パッション・フルーツ、カボチャのアイスクリーム」をシェア。
デザートは4種類あって、すべて10ユーロでした。
これ、ふわっふわのメレンゲのようなココナッツ・クリームと、カボチャ・アイスのほっくりした甘さ、そこにパッション・フルーツの酸味とサクサクのクランブルが絡んで、すっごく美味しかったです。
満腹といいながら、奪い合うようにして完食。
このお店、オープン・キッチンになっていて、ピッカピカのキッチンでキビキビ働くキッチン・スタッフの皆さんの姿がテーブルから見えました。
サービスも感じよくて、フランス語が分らないわたし達に英語で説明してくれましたよ。
さらには、多くのレストランが閉まっている日曜日と月曜日も開いているのがポイント高し。
うーむ、ここも要再訪だわ。
Semilla
54 Rue de Seine, 75006 Paris, France
Tel +33 (0)1 43 54 34 50
★★★★★
Semilla のお向かいのアール・ヌーボーなレストラン。 こちらも混みあっておりましたよ。 |
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