3 July 2017

A 5,000 km journey in Namibia 3 | ナミビア 5,000 キロのたび 3


さて。朝、デッドフレイを堪能したワタクシ達、夕日に染まる砂丘を見ようと、夕方再びナウクルフト国立公園へと向かいました。
 

国立公園のゲートから 45km にある砂丘 Dune 45。沈みゆく夕日に照らされて燃えるような橙色に。せっかくなので、登ってみることにしました。

登頂に成功したツレアイ。

が、 意外にも斜面が急でしんどい…一生に一度のことだし頂上に立ちたい!とも思ったのですが、ここで無理をして後々に響いては…と勇気ある撤退を選択してみました。

と、ここで時刻は 17 時半ごろ。ゲートが 18 時に閉まってしまうので、慌てて戻ります。何とか間に合ったのですが、すでに門が閉まっているではありませんか!
係のおっちゃんに「18 時まで大丈夫なんでしょう?」と聞いたらば、「閉門は 17 時 15 分だよ」と。はぁ?宿の人が 18 時って言ってたんですけど?
最初は「罰金が…」などと言っていたおっちゃん、「なんなら、宿に電話して聞いてみて。絶対 18 時って言ってたから」と言い張るワタクシたちに「やれやれ」という感じでゲートを開けてくれました。
後で宿のレセプションに苦情を申し立てたところ、「あー、あそこの開門と閉門の時間って、毎日コロコロ変わるんだよね~」と。なんだか適当すぎやしませんかね?
まぁでも、結果として夕日に染まる砂漠を満喫できたので良しとしますか。


明けて翌朝。夜明けとともに活動開始。もう一度、朝の光景が見たくて三度ナウクルフト国立公園へ。


うっすらと靄がかかっています。これも砂漠では貴重な潤いなのでしょうね~。


ゲートのところに、昨日のおっちゃんがいました。ワタクシたちのことを覚えていてくれて、「12 時までに出るなら今日の入場料はおまけしてあげるよ」と!適当だ~。こんな適当さは大歓迎(笑)


昨日は時間がなくて寄れなかったセスリエム渓谷へ。

左の写真、囁きあう恋人たち、に見えません?

この後、次の目的地リューデリッツに向けて出発しました。セスリエムからリューデリッツへは、砂漠を抜けてゆく直線コースと舗装された道を行くコの字型コースがあって、どちらで行くべきか直前まで悩んでおりました。前日の夜、晩ご飯を食べたレストランで、リューデリッツ近辺出身だというウェイトレスのお姉さんがコの字型コースの方が断然早い、とアドバイスをくれたのでコの字型コースで行くことに。

が、行けども行けども全然着かないのですよ、これが。あげく、リューデリッツの手前 150km ほどの地点であわや燃料切れに!ガソリンスタンドがそこら中にある訳ではないので気を付けて給油してはいたのですが、あと半分、のところから燃料計が急に加速度付きで減りだしまして。
この時の車内の緊張感、半端なかったです。溜息を吐くツレアイ。暮れゆく空…(涙)
なんとか気力で(?)車を走らせて、リューデリッツまで 100km の街アウスで無事給油できたときには、思わず神様に感謝を捧げました。ガソリンスタンドのお兄さんも苦笑するくらい空っぽでしたわ、燃料タンク。

結局、5 時間で着くと言われていたのに 10 時間かかって到着。リューデリッツの宿で聞いてみたところ、砂漠を抜ける直線コースの方だったら 5 時間で着く、と。うわーーーーん、ナミビアの辞書に「正確な情報」という文字はないのかーーー。
とまれ、無事に着いて本当に良かった。この後、夕飯もそこそこに深い眠りについたのでした…。

給油直後、気持ちに余裕ができて撮った夕焼け。

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